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活動報告

2016年5月28日(土)午前10時より、2016年通常総会が開催されました。正会員101名のうち出席21名、委任状提出48名により、定款第31条第2項を満たしたことから本総会が成立し、以下の議案が承認されました。
 (1) 2015年度事業報告及び収支決算について
 (2) 監査報告
 (3) 2016年度事業計画及び収支予算について  以下に基調報告及び議案の一部を抜粋して報告いたします。

 

基調報告

 

 認定NPOファミリーハウスは1991年創立以来25年、NPO法人格取得以来17年、認定NPO取得から約6年が経過いたしました。この間活動を支えてくださった会員の皆様をはじめ、多くの支援者のご理解、ご協力に心より御礼申し上げます。

 ファミリーハウスは2015年度、12施設58室を運営し、1,068家族、延べ11,599人の方々にご利用いただきました。ハウスを支えるボランティア、スタッフの皆様のご努力に感謝申し上げます。

 2015年度は、ファミリーハウスの活動の質を向上させる年となりました。
第一に、ハウスを支えるボランティアの活動の増加です。非常に多くのボランティアの皆さんにハウス運営にご協力をいただきました。定期的にハウスを支えていただくボランティアは、登録が333名(昨年302名)。手仕事、事務仕事などを除くハウスキーピングなどの定期活動は合計で570回、延べ2,526名に支えられました。さらに、企業社会貢献で行われる1日ボランティアは、合計106回、1,346人が参加しました(昨年62回968名)。このご協力のおかげで、ハウスの安全衛生が守られ、ハウスがより豊かになるような活動となりました。

 第二に、専門家との連携です。重症な患者さんを受け入れるために、病院とも連携の必要な中で、看護師などの専門家の協力により、今まで受け入れが難しかった患者家族にハウスをご利用いただくことができました。

 第三に、3回目のファミリーハウス・フォーラム2015『病気の子どもと家族のトータルケアを考える 〜家族の今、ここでの「自立」を支援する〜』を開催しました。聖路加国際病院顧問の細谷亮太先生の基調講演につづき、ファミリーハウスの目指す自立と支援についてパネルディスカッションを行いました。(公益財団法人JKA平成27年度オートレース補助事業)

 また、2005年に開設された世田谷の国立成育医療研究センターをフォローする「ひつじさんのおうち」は10周年を迎えました。重症度の高い患者とその家族を受け入れるこのハウスの働きの重要性とさらなる必要性を病院とも確認致しました。そして、私たちが目指す、病気の子どもと家族にとっての「理想の家」が今後、必ず必要だという確信を得ることができました。

ファミリーハウスは、2015年度大きな決断をしました。この活動を始めてから25年が経過しました。医療の変化も著しく、ハウスに求められる役割も拡大してきました。私たちは病気の子どもと家族にとっての「理想の家」を造りたいと考えてまいりました。そのためには現在の人的資源からも力不足は否めず、公益財団法人がんの子どもを守る会と受託契約をして運営してきた大型ハウス(アフラックペアレンツ亀戸・浅草橋の2棟37部屋)の運営を解除させていただきたく申し出をし受理していただきました。契約解除の時期は未定ですが2017年3月を目途に引き継ぎをしていきます。解除にあたっては利用者に迷惑をかけないように万全の体制をとります。ファミリーハウスの規模は一時的に小さくなりますが、次のステージを考えて前向きに夢をもって進んでいきます。 活動を振り返ってみると、支援者・ボランティアなどたくさんのご協力を得て、この大切なハウスを続けてこられたと改めて感じられ、心から感謝しています。

 この1年間活動を支えてくださいました皆様方に御礼申し上げるとともに、今後ともこの活動にご支援ご協力賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

理事長 江口 八千代

 
 
2015年度事業報告
 
1. ハウス運営事業
 
(1) ハウス運営報告
  2016年3月末の施設数は、12施設58部屋。利用実績は、1,068家族(11,599人)延べ8,687日。 本法人活動開始以来の利用実績累計は、16,701家族、延べ149,535日。
 
  〔1〕 『ひつじさんのおうち(世田谷区)』10周年記念会
      2015年4月28日、「ひつじさんのおうち(世田谷区)」の10周年記念の会を開催した。オープンハウス(見学会)と病院内のレストランで開催した「感謝の会」にはハウスを提供するエイブル保証株式会社及び株式会社エイブルをはじめ、国立成育医療研究センター病院長及び副院長、協働するマクドナルド・ハウスせたがや、ハウスボランティアなど約60名の関係者が参加。高いニーズと多くの支援の広がりを感じる会となった。
  〔2〕 『アフラックペアレンツハウス浅草橋(台東区)』10周年の会
      2015年5月12日、「アフラックペアレンツハウス浅草橋(台東区)」開設10周年記念の会を開催した。ハウスの10年を振り返る展示やオープンハウス、バイオリニスト川畠成道氏による記念コンサートが開かれた。
 
(2) 安全衛生について
  〔1〕 寝具リネンのクリーニング
各ハウスの寝具リネン(布団カバー・シーツ・枕カバー)を各月2回、業者とリネンボランティアの協力を得て交換。常時、清潔なリネンを提供することが出来た。
  〔2〕 リース寝具の提供
本年度も引き続き、一般財団法人日本メイスン財団の助成により、良質なリース寝具を提供することが出来た。寝具一式(枕、敷布団、ベッドパット、厚・薄掛布団)は年4回洗浄されたものと定期的に交換した。交換時にはボランティアの協力を得て梱包や点検を行い、利用者への良好な衛生環境を維持することが出来た。
  〔3〕 洗濯機槽とエアコンフィルター清掃
毎月1回、各ハウス洗濯機槽、エアコンフィルターを清掃し、衛生的な環境維持に努めた。ハウスボランティアの地道な定期活動に支えられて、衛生を保つことが出来た。
  〔4〕 ハウスの大掃除
日常の清掃は、利用者と定期のハウスボランティア、スタッフで行い、衛生に努めているが、企業ボランティアを募って大掃除を行い、ハウス内の安全衛生の一層の向上に努めた。2015年度は、延べ79回の大掃除を行い、合計724名にご協力を頂いた。
清掃活動の前にはDVDや資料などで活動を紹介し、活動の趣旨、清掃の必要性をご理解いただいた上で活動を行っている。こうしたスポットの活動後に、企業の立場を離れて個人としてボランティアに登録くださる方もいて、大掃除の活動がハウス活動の支援者を増やすきっかけになっている。
  〔5〕 専門家によるハウスクリーニング
今年も、専門業者によるハウスクリーニングを8施設で実施した。エアコン、洗濯機、浴室など専門技術の必要な箇所及びベランダなど日常の清掃では出来ない箇所を中心に清掃を行った。
 
(3) ハウス設備の充実
ファミリーハウスは、安いホテルを提供するのではなく、利用者にとって「病院近くのわが家」を運営することをミッションとしている。特に今年度は重篤な子どもたちの利用が多く、家族とのかけがえのないひとときを安心して過ごせる場所であるよう、ハウスの安全衛生をはじめ、ご家族の状況や利用者ニーズに沿った支援を募り、設備充実に努めた。
  〔1〕 個人、企業、団体からのご支援により、絵本やDVDソフト、おもちゃ等多くの寄贈を受けた。
  〔2〕 ホームページのウィッシュリストを見て、多数の生活用品や食品等の物品寄付が届いた。ボランティアの協力を得て、各ハウスに配備し闘病中のご家族の経済的負担に努めた。
  〔3〕 ボランティアが中心となり、クリスマスや母の日など季節の贈り物を手作りで準備した。多くの個人、企業からは子ども達が大好きな本やおもちゃ、ひざかけや靴下、クリスマスのお菓子やご家族みんなが喜ぶようなプレゼントが届いた。ボランティアの協力を得て、お子さんの年齢や性別、好みによりプレゼントの仕分けをし、ラッピングを行った。たくさんの中から好きなものを自由に選べるように、渡し方を工夫して差し上げ、大変喜ばれた。
  〔4〕 ILBS国際福祉協会、大塚商会ハートフル基金、昭和池田記念財団等のご寄付により、ハウスの家具、電化製品、PCの交換等、必要な設備を整え快適に利用していただくことができた。
 
(4) ボランティア関係報告
  〔1〕 事務局に於いて、延べ24回のボランティア説明会を開催した。1年間の新規ボランティア登録者数は、62名。ボランティア説明会では、まずファミリーハウスの活動を理解いただくこと、ボランティア希望者と運営者側のニーズがマッチングする事の二点に重点を置いている。2016年3月現在、登録ボランティアは昨年より31名増加し、333名となった。
  〔2〕 運営するすべてのハウスにおいて、ボランティアチームが定期的に活動することが出来た。ボランティアミーティング(132回)やハウスキーピング(533回、延べ2,340名)、布団交換(37回、延べ186名)やリネン交換(400回)を定期的に実施したほか、アイディアや意見を出し合いながら様々な活動を行うことが出来た。 また、複数のハウスで活動するボランティアも増え、活動の中でのアイディアやノウハウについて、ハウスを超えての共有も進んだ。定期のボランティアを核に、企業のワンデイボランティアとの協働も進み、活動を支える輪がさらに広がった。
  〔3〕 アフラックペアレンツハウス亀戸にあるボランティアルームにて67回、延べ182名の方により、次の活動が行われた。
    使い捨て布、雑巾、ごみパックづくり、エコバッグづくり
    ひまわりのおうちベッドカバー、かんがるーの家ソファカバー、クッション作成
    寄付品ラッピング(母の日プレゼント、クリスマスプレゼントなど
    おさかなの家こざかなプレートづくり
    寄付のトレーナーのリメイク(トレーナーの袖部分でのクリスマスソックス作成)
    東京マラソンランナー用メダル、エコバッグ作成
    発送作業
    その他(バザー品の作成、クリスマス飾り作成等)
  〔4〕 定期的にボランティアルームにて、ベッドカバー、クリスマスソックス、東京マラソンランナー用メダルやエコバッグ作成等を行った。
  〔5〕 企業社員のボランティアの協力も得て、ハウスの大掃除を79回、724名の方のサポートで実施した。また、ファミりーハウスが企業に出向くなどしてプログラムを提供した1日ボランティアは、27回、延べ622名が参加。定期活動以外で合計106回、1,346人となった。内容は、エコバッグ作り、クリスマスプレゼント作り、園芸(野菜、花壇作り)、使い捨て布作り、ビーズのキーホルダー作り、布のタグ作りなど、多岐にわたった。
そのほか、定期的にグループでボランティア活動に参加する企業、社内で使い捨て布づくりなどを行い届けてくださる企業やグループが増え、活動への支援の輪が広がっている。
  〔6〕 準備から当日作業、お土産などの小物作りにいたるまで、多くのボランティアに支えられ、以下のイベントを開催することが出来た。
    2015年4月28日(火) ひつじさんのおうち10周年記念の会
2015年5月12日(火) アフラックペアレンツハウス浅草橋10周年
2015年6月13日(土) ゴスペル東京・チャリティコンサート ブース出展
2015年8月29日(土) ファミリーハウス・フォーラム2015 (於:イイノホール&カンファレンスセンター)
2015年9月4日(金) Jazz Night@魚籃寺(於:おさかなの家・港区)
2015年10月31日(土) 東京トライアルハーフマラソン参加
2016年2月25日(木)〜27日(土) 東京マラソン2016 EXPO ブース出展
2016年2月28日(日) 東京マラソン2016
2016年3月26日(土) 子育て応援Tokyoプロジェクト in 多摩平 ブース出展
  〔7〕 チャリティコンサート、イベント等でファミリーハウスのブースを設け、スタッフとボランティアが活動の展示や資料配布、ファミリーハウスの活動のデモンストレーションを行った。
  〔8〕 各ハウスに設置されているパソコンメンテナンスを月1回、ボランティアの協力により行った。PCボランティアのメンバーは、合計10名。また、活動報告やニュース等ホームページの情報もボランティアの協力により、月1回、定期的に更新することができた。
  〔9〕 経理処理のチェック、労務管理、会員管理、利用率の算出、お礼状の発送、ファミリーハウス通信の発行、アニュアルレポートの編集、啓発チラシのデザイン・作成、各種デザイン関係の支援、ファミリーハウス通信作成など、 ボランティアの協力を得て行うことができた。
  〔10〕 東京しごとセンターや中央区ボランティアセンターより依頼を受け、ボランティア体験希望者の受け入れを行った。活動やハウスの説明、見学を行った上で、活動に協力いただき、活動理解の機会となった。
 
(5) 研修及びハウススタッフミーティングの開催
  〔1〕 特定非営利活動法人NPOサポートセンター主催、パナソニック株式会社/多摩大学総合研究所共催のNPOマ    ーケティングプログラム2015にボランティア2名スタッフ1名の計3名で参加した。全7団体が参加し、5月から12月まで、合宿を含む4回の研修と中間報告会及び最終報告会を通じて、マーケティング力を身につけ、組織が抱える課題を自力で解決できるようになることを目指して行われた。12月5日の最終報告会では「活動を正しく知りたくなるメッセージ」と題した発表を行い、ファミリーハウスの活動をより多くの方々に正しく知ってもらい支持者層をふやすためにはどのようなメッセージ・情報が有効かについて調査から分かった事項を発表した。この研修で得たものは、今後ホームページを通じた情報発信の強化などに活用してゆく。
  〔2〕 毎月1回、ハウスマネージャ合同のミーティング及びリーダーミーティングを開催した。ケース事例についても共有し、利用者対応の連携に努めた。
  〔3〕 各ハウスでは、定期的にボランティアミーティングを開催し、多いハウスでは月に1度開催した(延べ132回)。ハウスの現状や課題、その他活動の中でのアイディア等を共有し、今後のハウスのために行っていきたいことなどが話し合われた。
  〔4〕 事務局において、毎週金曜日プロジェクトの進捗ミーティングを行った。
 
(6) ハウスへの定期的な物品運搬
  企業又は個人の方からご寄付をいただいた品物(生活用品、食料品等)を定期活動に合わせ、45回、延べ50名の協力を得て各ハウスに届けた。更に、1ヶ月に1〜2回、車での運搬ボランティアの協力を得て、寄付された物品がすぐに利用者のもとへ届くようにハウスと事務局間において定期的に物品運搬を行っている。 各ハウスでは、毎月管理表をつけ、事務局でハウス内の在庫を把握、物品提供の参考にし、より必要としているハウスと利用者へ物品を届けることができた。
 
 
2. 広報
 
(1) ファミリーハウス通信の発行
  2015年度も毎号ごとに編集会議を行い、年4回の発行を行った。また、昨年に引き続きプロボノの協力を得て、質を意識した制作を行った。誌面を通じ、会員に対して活動への親しみやすさを伝えるとともに、寄付・ボランティア活動への参加醸成を行った。誌面だけでなく、同封する送付状等も読者に読んでもらえるものを意識し、毎号ごとに改善してきた。また、正会員、後援会員、協力企業、関係団体、医療看護福祉系大学、専門職団体、医療機関、保健所等へ配布し、4回合計で17,758部発送した。(前年は、17,430部)通信の編集・発送作業はボランティアの協力によって行われており、うち約1/3は企業ボランティアの協力も得て発送した。
 
(2) ファミリーハウス・フォーラム
  2015年8月29日、イイノホール&カンファレンスセンター<Room A>にて、ファミリーハウス・フォーラム2015『病気の子どもと家族のトータルケアを考える 〜家族の今、ここでの「自立」を支援する〜』を開催し、医療・福祉専門職や学生を中心に192名が参加。聖路加国際病院顧問の細谷亮太先生からの基調講演につづき、パネルディスカッションではハウスでの訪問学級の実践事例なども紹介され、ファミリーハウスが自立支援として担ってきた役割、さらに今後の可能性を検討することができた。
(公益財団法人JKA平成27年度オートレース補助事業)
 
(3) 見学研修受け入れ
  各ハウスで、見学者(個人、学生、行政、企業)を受け入れた。
ひつじさんのおうち10周年やアフラックペアレンツハウス10周年の際にオープンハウスを行い、より多くの方にハウスを深く知ってもらう機会を作った。また、うさぎさんのおうちを最新のハウスの例として、ハウス内を案内する機会も持つことが出来た。
また、アフラックペアレンツハウス浅草橋・亀戸では、毎週金曜日に2回(冬季を除く)アフラックのアソシエイツ向けにアフラックが企画した見学会をファミリーハウスが担当。アフラック社員やアソシエイツ等を対象としたこの見学会は、2つのハウス合わせて55回実施し、延べ861名が参加した。
 
(4) ファみそ作り
  今年度も料理研究家脇雅世さんご夫婦のご協力により、ファみそ〜ファミリーハウスのための味噌〜作りは2年目を迎えた。オリジナルラベルのデータ作成は、前年に引き続き、ホスピタリティデザインをてがけるプロボノの寺澤さんにご協力いただいた。ラベル印刷とカットは、企業ボランティアはじめ、多くの方々にご協力いただき作成することができた。イベントや支援企業でのご紹介により、ファミリーハウスを知っていただく大きなツールのひとつとなっている。ファみその完成を楽しみにしてくださっている方も多く、次年度も引き続き作成予定。
 

(5)

クリック募金
  株式会社エイブルよりクリック募金よるご支援をいただいた。クリック数は、一日4,400件程度。一年間の合計は1,326,726円となった。なお、本クリック募金は、2016年1月末に終了となった。
 
(6) マスコミ等からの取材
  新聞、雑誌、企業等の取材申し入れがあった。
 
(7) ホームページ
  2016年3月末現在アクセス数は318,322件、一年で29,530件アクセスされた。2015年度も、ホームページ更新ボランティアの協力により、月1回の定期的な更新を実施することができた。また、オンライン寄付も増加させるためにホームページのリニューアルの検討を進めた。
 
(8) 学会等への参加、講演
  〔1〕 「第23回 日本ホスピス・在宅ケア研究会全国大会」(2015年8月29日、千代田区)
ファミリーハウスの紹介と取り組みを発表した。
  〔2〕 「第15回中部小児がんトータルケア研究会」(2015年9月26日、名古屋市)
ゆいまーるを用いた研修の発表を行った。
  〔3〕 その他
企業、行政主催の講演会で合計12回ファミリーハウスの活動の講演を行った。行った主な講演は、千代田区アートアクション、平成27年度中央区職員向協働推進講座、武田薬品工業且ミ員向け講演等。その他、シンポジウム等へ参加した。
     
(9) イベント(詳細は「今月のファミリーハウス」や会報「ファミリーハウス通信」にて報告)
  〔1〕 チャリティコンサートにてブース出展
2015年6月13日、ゴスペル東京チャリティコンサートにて、ボランティアの協力を得てブース出展をした。当日は多くの来場者が立ち寄り、募金などのご支援をいただいた。またコンサート収益の一部が寄付となった。
  〔2〕 ぶたねこチャリティコンサート
三井住友海上火災保険株式会社グループ社員の社会貢献活動団体(MS&ADゆにぞんスマイルクラブ)が主催するチャリティコンサートで、2000年から継続的にご支援をいただいている。年に数回、社屋ビルのロビーにて東京芸術大学学生、卒業生などによるミニコンサートか開催され、社員の方の参加費が寄付される。
  〔3〕 ジャズナイト@魚籃寺の開催
2015年9月4日、NPOグローヴィル主催、コスモ石油株式会社の協賛で、魚籃寺の本堂にて、通算10回目となるチャリティジャズコンサートを主催。また同日、おさかなの家にてオープンハウスを行った。
  〔4〕 「子育て応援Tokyoプロジェクト in 多摩平」ブース出展
2016年3月26日、「子育て応援Tokyoプロジェクト in 多摩平」(東京都日野市)にブース出展した。「子供未来とうきょうメッセ」が名称・会場をリニューアルしたイベントで、約600名が来場。
ファミリーハウスは、4名のスタッフ・ボランティアで資料配布や12のハウス紹介を行うとともに、「理想の家」についてパネル展示等で紹介を行い、ご理解と共感をいただいた。
  〔5〕 東京マラソン2016参加
2016年2月28日(日)に行われた東京マラソン2016でも「東京マラソンチャリティ“つなぐ”」の寄付先団体のひとつとして選ばれた。2月25日(木)〜27日(土)、東京ビッグサイトでのEXPO2016にブース出展した。3日間で約270名のチャリティランナーへ直接顔を合わせて、寄付のお礼の気持ちを伝えながら、チャリティTシャツ等の記念品をお渡しした。記念品作成の準備やEXPOでの活動紹介、大会当日の沿道応援、ゴール地点でのお迎え等、延べ140名以上のボランティアが活躍し、ファミリーハウス「理想の家」の建設に向けて、更なる支援を呼びかけた。
 
 
3. 援助及び支援活動
 
(1) 相談事業
  〔1〕 受付・電話相談の総数は、4,832件。 電話相談問合せは、374件。
  〔2〕 訪問による相談件数は80件。看護師、相談員などの専門職による訪問相談を行った。
  〔3〕 利用者を受け入れる際に、必要に応じ病院との連携を行った。医師、病棟看護師、SWなどの医療従事者とともに利用者の安全な滞在を確保した。また関連団体との連携、協力を図った。また理想の家については、国立がん研究センター中央病院、国立成育医療研究センターと話し合いを行った。
 
(2) 援助支援活動
  〔1〕 利用料支払困難者に対し、公益財団法人森村豊明会より利用者助成積立基金を得て、減免を行った。
  〔2〕 「研修費」の一部(医療・福祉系学生への滞在施設啓発事業)につき、公益財団法人JKA「オートレース公益資金」による補助金を受けて実施した。
  〔3〕 「ハウス運営・相談事業費」および「広報活動費」の一部につき、メドトロニック財団による補助金を受けて運営した。
  〔4〕 ジョンソン・エンド・ジョンソン社会貢献委員会の助成を得て助成プログラム(3ヵ年)をスタートした。初年度である2015年度は、各ハウスのハウスクリーニング計画を策定し、下見から実施まで業者とのやり取りの中で多くのノウハウ・知見を蓄積し、それぞれの箇所毎にまとめマニュアル化した。
 
 
4. その他
 
(1) 利用者データベース構築
  2014年度から運用を始めたアクセスでの利用率計算について、ITボランティアの協力を受けてメンテナンスをしながら運用することができた。
(2) 第16回JHHHネットワーク会議の開催
  2015年10月18日、北海道大学情報教育館にて、NPOファミリーハウスおよび当会の主催により、全国のハウス運営者55名が集まり開催。複数のハウスで増設・新設プロジェクトが進んでいることを共有した。また、会議前日の「そらぷちキッズキャンプ」の見学や、日本財団の「小児ホスピス」など病児・家族支援の新しい取り組みを知ることで、今後のハウス活動の広がりを考える会となった。
 
 
2016年度事業計画
 
2016年度事業計画は、下記を重点項目とする。/td>
1. 新ハウスの実現
  新規ハウス開設実現に向け、下記の計画を実行する。
  〔1〕 「理想の家」設立実行委員会(仮称)の編成
  〔2〕 利用者ニーズの調査
  〔3〕 新ハウス設立に向けての広報
2.ファミリーハウス・フォーラムの実施
  英国小児ホスピスの利用者と運営者を召喚し、フォーラムを実施する。
3.人材育成
  「ハウスゆいまーる」を用いての研修をブラッシュアップさせ、実施する。
 
その他各事業においては下記の通り。
1. ハウス運営事業
  〔1〕 各ハウスのボランティアの定着及び活性化
      ・各ハウスの情報交換の場を設け、既存のボランティアと新ボランティアの交流、活性化を図る。
  〔2〕 ハウスのニーズの把握
      ・引き続き、病院訪問を行い、利用者ニーズの確認を行う。
  〔3〕 リスクマネジメント
      ・安全衛生への取り組み(ハウスキーピングガイドラインの策定)
      ・マニュアル整備の徹底と充実
  〔4〕 スタッフ研修
      ・テキストのブラッシュアップ
      ・トレーナーの育成
      ・事例検討の充実
2. 相談事業
  〔1〕 利用者支援のための相談機能の強化
  〔2〕 病院との連携強化
3. 広報活動
  〔1〕 ファミリーハウス通信の発行
  〔2〕 HPのリニューアル
4. その他
  〔1〕 ネットワーク会議の開催
  〔2〕 ネットワークホームページ更新
 
 
● 2015年度活動計算書 2015年4月1日〜2016年3月31日
(単位:円)
科目 合計 一般会計 受託事業会計
経常収益の部    
 会費 435,000
435,00 0
 受取寄付金 32,707,286
32,707,286 0
 新ハウス建設指定寄付金 916,421,288 916,421,288 0
 ハウス運営・相談事業収益 5,299,000 5,299,000 0
 運営受託事業収益 40,546,343 0 40,546,343
 受取助成金 2,496,140 2,496,140 0
 雑収入 0 0 0
 その他収益 284,816 283,168 1,648
経常収益計 998,189,873 957,641,882 40,547,991
経常費用の部      
 ハウス運営・相談事業費 28,212,111 28,212,111 0
 運営受託事業費 43,581,734 0 43,581,734
 広報活動費 2,154,450 2,154,450 0
 ネットワーク会議費 1,532,382 1,532,382 0
 管理費 400,267 400,267 0
 新ハウス建設及び修繕積立 921,293,235 921,293,235 0
経常費用計 997,174,179 953,592,445 43,581,734
経常増減額 1,015,694 4,049,437 △ 3,033,743
 
 
 
●2016年度活動予算書 2016年4月1日〜2017年3月31日
(単位:円)
科目 合計 一般会計 受託事業会計
【経常収益の部】    
 会費 500,000 500,000 0
 受取寄付金 30,000,000 30,000,000 0
 新ハウス建設指定寄付金 15,000,000 1,000,000 0
 ハウス運営・相談事業収益 4,000,000 4,000,000 0
 運営受託事業収益 40,546,000 0 40,546,000
 受取助成金 11,927,164 11,927,164 0
 雑収入 0 0 0
 その他収益 100,000 100,000 0
経常収益計 102,073,164 61,527,164 40,546,000
【経常費用の部】      
 ハウス運営・相談事業費 45,800,000 45,800,000 0
 運営受託事業費 41,539,693 0 41,539,693
 広報活動費 3,500,000 3,500,000 0
 ネットワーク会議費 1,000,000 1,000,000 0
 管理費 370,000 370,000 0
 新ハウス建設及び修繕積立 15,000,000 15,000,000 0
 予備費 500,000 500,000 0
経常費用計 107,709,693 66,170,000 41,539,693
経常増減額 △ 5,636,529 4,642,836 △ 993,693
 
 
 
 
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