
「病院近くのわが家」のことを知ってほしい、そして人から人につないでほしいという想いから、活動に賛同してくださった13名の方々に作品をご提供いただき、NPOファミリーハウスが「2009病院近くのわが家カレンダー」を制作しました。

江村信一氏 / ホリスティックアーティスト
■プロフィール
大阪生れ。(株)サンリオを経てキャラクターデザインスタジオCIS設立。著書はベストセラー『元気を出して』、松下幸之助の『大切なこと』(PHP研究所)ほか多数。 http://www1.ocn.ne.jp/~cis/
■メッセージ
“at home”。自分の家のようにゆっくりしてください、というコンセプトです。我が家にいるような安心感と病気の回復を願う家族の愛情、温かさ を包み込む家。そこから生まれる新たな家族の絆をイメージしました。

清田貴代 / イラストレーター
■プロフィール
東京生まれ。セツ・モードセミナー卒業後フリーイラストレーターとして広告、雑誌、絵本、教科書などで活躍。介助犬を描いた絵本「世界でいちばん幸せな犬」「ハナちゃんの帽子」(毎日新聞社)など。
■メッセージ
強くなければ優しくなれない。優しくなければ強くなれない。好きな言葉です。「わが家」は弱さを出せる場所、安心してくつろげる場所でもあると思います。大切な人を守りたい、強い気持ちを応援しています。

山脇百合子 / 絵本やこどもの本の挿絵画家
■プロフィール
1941年東京生まれ。1960年代初期から、実姉・中川李枝子さんの童話「いやいやえん」や、絵本「ぐりとぐら」「そらいろのたね」など数多くの作品に楽しい挿絵を描いている。
■メッセージ
うさぎさんのおうちにあそびに来てくださいね。お友だちになりましょう。うさぎおかあさんが、「どうぞお入りください。いっしょにおやつにしましょう」って。~「ぐりとぐら」でおなじみの中川李枝子さん・山脇百合子さんは、ご姉妹で活動を応援してくださっている心強いサポーターです~

壁谷芙扶 / イラストレーター・絵本作家
■プロフィール
愛知県豊川市生まれ。イタリアイラストレーター協会会員。ボローニャ絵本原画展入賞。「カミッラのおともだち」を通じて小児病棟に児童書を寄付するボランティア活動をしている。絵本「ねえ、どこいくの?」小学館刊など。
■メッセージ
闘病中の家族の生活も、私たちの日常生活の一部であることを表現しました。ハウスは、家族が子どもの看病に専念できるよう、彼らにとって安心できる日常空間を提供する、そんな役割を持っているのだと感じています。もっともっと活動が広がりますように。

和田優輝 / 建築家
■プロフィール
1978年東京生まれ。2002年早稲田大学大学院修士課程修了後、2008年設計事務所Atelier_803設立。岡山県津山市を拠点に活躍中。
http://www.atelier803.com/
■メッセージ
箱(部屋)に閉じこもらず過ごす、遊園地のようにたのしい雰囲気の「病院近くのわが家」です。患児・ご家族ともに“ひとりじゃない”と感じてもらえる場所にすることで、彼らを元気付けたいという想いを込めました。

佐々木千絵 / 子育て中のイラストレーター
■プロフィール
イラストレーター歴約10年、2005年に長女を出産して以来、育児関連の仕事に多く携わる。妊娠出産育児イラスト日記『酒に酔えなきゃ育児に酔え日記』
http://kurasse.jp/member/sasachienikki/blog更新中。
■メッセージ
ファミリーハウスが、イラストのように「ただいま」と帰ってきてほっとする空間であったら嬉しい。さらに、イラストを見たあなたをクスッとさせられたらもっと嬉しい。

相原 博 / フリーランスイラストレーター
■プロフィール
愛媛県松山市生まれ。個展活動の他、愛媛県美術館HPイラスト、愛媛新聞発行の月刊誌表紙絵、NPOラ・ファミリエ「えひめ子育て応援ブック」イラストの制作など幅広く活躍。http://homepage.mac.com/piktor/
■メッセージ
手の形をした雲が、ファミリーハウスという「もう一つのわが家」と病院の行き来をサポートしてくれる。たくさんの心ある人達の気持ちを雲で表現しました。“心和む場所”がハウスのイメージであり、そうあってほしいと願っています。 今回この絵を描かせていただき、心より感謝いたします。

男鹿和雄 / アニメーション美術・挿絵
■プロフィール
秋田県生まれ。72年からアニメーションの美術に携わる。「はだしのゲン」の他、88年「となりのトトロ」以降、「おもひでぽろぽろ」「もののけ姫」などスタジオジブリ作品の美術監督を務める。著書として「男鹿和雄画集」「第二楽章」シリーズなど。
■メッセージ
多摩丘陵には、木々に被われたトンネルのような小道がいたるところにあります。歩いて見ると木漏れ日がチラチラ、ユラユラ輝いて、誘われて。やがて、ここでひと休みしたいな、と思える場所に出ることがよくあります。そんな期待を導いてくれる「木漏れ日のトンネル」を描きました。

吉村昭範・吉村真基 / 建築家
■プロフィール
ともに早稲田大学大学院修了。2005年D.I.G. Architectを設立。IFYA2005にて国土交通大臣賞、日本建築学会東海賞、SDレビュー2006鹿島賞、熊本アートポリス入賞、SDレビュー2008入賞など。
■メッセージ
「森のようなハウス」。家族室やリビングを小さな家にして連ねました。ささやかな庭と大きな窓があって、太陽の光が燦々と降り注ぎます。小さなハウスが少しずつ集まって、難病の子どもたちとその家族をやさしく包んでくれる森のような場所になれば、と思っています。

いわむらかずお / 絵本作家
■プロフィール
東京生まれ。「14ひきのシリーズ」(童心社)は国内だけでなく、フランス、台湾などでもロングセラーとなり、世界の子どもたちに親しまれている。小学館絵画賞など受賞多数。1998年栃木県に「いわむらかずお絵本の丘美術館」を開館。
http://www.ehonnooka.com/
■メッセージ
私も昨年入院手術をしました。病院選びに悩みましたが、通う家族のことも考え県内の病院にしました。「病院近くのわが家」があったら病院選びの幅は広がり、どんなにか患者や家族を勇気付けることでしょう。~作品は「14ひきのおつきみ」から~

こぐれひでこ / イラストレーター・エッセイスト
■プロフィール
埼玉県生まれ。東京学芸大學美術科卒業。72~75年在仏。現在は食・旅・暮らしに関することをイラストレーションと文章で展開中。「おいしい画帳」「お酒とつまみと友だちと」他、出版多数。
Http://www.cafeglobe.com/lifestyle/kogure/index.htmlにて「ごはん日記」毎日更新中。
■メッセージ
闘病中の子どもにとって、家族の匂いが広がった家でお母さんの手料理を食べ、お姉ちゃんと遊ぶ…そんなことのできる空間は夢のようなひとときでしょう。そんな家が早く、もっとたくさんできるといいですね。

地井武男 / 俳優
■プロフィール
千葉県生まれ。俳優座養成所15期を経て、舞台、映画、テレビで活躍。その後、バラエティ番組やCMなどにも出演。現在は、テレビ朝日「ちい散歩」、NHKクイズ日本力、文化放送、音楽旅行等にレギュラー出演している。
■メッセージ
理不尽にも重い病で入院しなくてはならない幼い子供さん達。毎日どんなに心細くつらい想いをしていることだろう。家族のあたたかな支えと強い情熱こそ、「あの子」に免疫力と勇気を与えるものだと思います。応援しております。

中山 結衣 / 13歳で亡くなった小さな絵本作家
■プロフィール
1982年高知県生まれ。10歳で骨肉腫を発症し、1996年、13歳で死去。自分の病気を理解し、最先端の治療を受けることを望んで国立がんセンター中央病院に転院。入院中は、絵本や詩、物語など創作活動に積極的に取り組んだ。
■メッセージ
黒くまのくま太郎(中央)は毎日、「幸せってなんだろう?」と悩んでいました。ある日届いた一通の手紙を読みながらこれまで会ったたくさんの友達のことを思い出し、人と出会い、つながっていくことが幸せということなのかな?と気付きます。結衣さんが闘病中に描いた絵本の最終頁です。